第9回アカデミック(12/11)サロン
第9回アカデミックサロンの開催について、ご案内致します。
※今回から、新技術情報クラブ会員の飲み物代(第1部)は無料となります。
今回は、山梨大学生命環境学部生命工学科 長沼孝文氏、柳場まな氏に話題を提供してもらいます。お二人は、油脂を生産するリポミセス酵母を使って、捨てられる果物や残飯から再生可能エネルギー(液体燃料)を開発する研究をしています。
日本のエネルギーの供給の9割以上は、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料でそのほとんどを海外に依存しています。エネルギー市場は、世界的に需要が増大しつつも不安定で、加えて化石燃料の利用に伴って発生する温室効果ガスを削減することが重要な課題となっています。
このような状況の中、国は、資源の枯渇のおそれが少なく、環境への負荷が少ない太陽光やバイオマスといった再生可能エネルギーの導入を進めています。また、環境関連産業の育成や雇用の創出といった経済対策としての効果も期待されます。
お二人の研究は、酵母を使って再生可能エネルギー(液体燃料)を生産しようとするもので、その手法はノーベル医学・生理学賞の大村智先生の「有用な微生物を見つけ出し、その能力を高める」ということでは共通点があるようです。また、微生物は無限の可能性を秘めていると信じている部分でも共通しています。
是非参加していただき、研究者と直接言葉を交わして下さい。
【開催日時】2015年12月11日(金)
第1部:技術交流会 16:00〜17:30
第2部:お弁当食事会 17:45〜19:30
※17:30-17:45は机・椅子の移動
【第1部技術交流会の内容】
話題:「微生物の力を借りれば石油代替燃料はつくれるのか?!」
◯微生物とは◯微生物の能力 ◯エネルギー・環境問題
◯燃料生産への微生物の挑戦話題
【講師】
生命環境学部生命工学科 研究員 長沼 孝文氏
生命環境学部生命工学科 博士課程 柳場 まな氏
【場所】 甲府駅北口「CAFE 風土」2F
詳細はコチラからご確認下さい。
【費用】
飲み物代(第1部参加者):500円(コーヒー他)
但し、山梨大学新技術情報クラブ会員は無料
お弁当代(第2部参加者):1,000円
【申込方法】 案内メール(下のアドレス)に返信してお申し込みください。
renkei-as@yamanashi.ac.jp
電話の問合せ055(220)8754
山梨大学 社会連携・知財管理センター 最上/服部まで
主 催: 国立大学法人 山梨大学 社会連携・研究支援機構
協 力: NPO法人 山梨情報通信研究所
後 援: 一般社団法人 山梨県情報通信業協会(YSA)