第38回 アカデミックサロン 2025/12/11-木
★ 参加募集中 ★
◆ 第38回のアカデミックサロン 2025/12/11(木)のご案内です。 ◆

今回は、山梨大学・大学院総合研究部・工学域・機械工学系(メカトロ二クス工学)准教授の丹沢 勉 先生から「「ステレオカメラや人口知能(AI)を活用したシステム開発」についてお話を伺います。
丹沢先生は、高度なロボット技術の研究として、「相互相関を用いた雑音に強いワイドレンジ超音波センサやステレオ画像処理に関する研究」をテーマに、野外における不整地環境での自動移動制御システムや3次元形状計測技術の活用による技術開発に取り組んでいます。
山梨大学に赴任前は、富士重工業株式会社のスバル技術研究所で「アイ・サイト」の開発に携わった経歴をお持ちです。
自動車業界は、自動運転の話題が身近なものとなり、すでにロボタクシーの運用が始まるなど、全自動化がもうそこまで来ていますが、これらの技術は自動車に留まることはなく、多くの分野に応用されると考えられます。
★ 最近の研究では、畜産業における豚の管理を効率化するため、カメラや人工知能(AI)を活用し、豚の体重や健康状態を自動で測定するシステム(豚の個体管理システム)の開発を目指していることが新聞にも掲載されました。
日本の養豚業では、高齢化や後継者不足により、効率的な豚の管理が大きな課題となっていますが、先生の技術により豚の生産は、効率的に健康状況や成長を管理できるようになり、病気への迅速な対応が可能になるなど、収益性の向上につながるとのことです。
★ また、ステレオカメラによる3次元環境認識では、屋外のような明るさが大きく変化し、多様な物体が動的に存在する環境下での認識に対しても、柔軟かつ高い信頼性で高速に検知・測位することができます。さらにAI用いた画像による物体識別と相性が高く、「2つの目」による識別と3次元位置や大きさなどを同時に求めることができるため、様々な課題の解決につながる分野において活用が期待されています。
今回はこれまでの先生のご研究を中心に、特にステレオカメラによる3次元環境認識や人口知能(AI)に関する内容でご講演を頂きます。また、今回も丹沢先生の研究室の大学院生の皆さんにも参加いただき、企業の皆様との意見交換や情報交換を行う機会を設定しました。
皆様の新たなビジネスのヒントの一端になれば幸甚です。
今回も、「タケダ・ストリート・ベース(山梨中央銀行)」においてのハイブリッド開催となります。
「タケダ・ストリート・ベース」は、山梨中央銀行様が 「地域活性化のため」、「地域DX推進の拠点」、「新たなサービスや事業創造の拠点」を目指したオープンスペースです。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
【開催日時】
2025年 12月 11日(木曜日) ※開催場所は「タケダ・ストリート・ベース」です。
第1部 (対面・オンライン配信)----------------
1.お話し聴講・質疑応答 16:00~17:10
2.名刺交換会 17:10~17:20
第2部 (対面のみ)---------------------
3.情報交換会 17:30~18:30
講師・大学院生を交えた情報交換
【サロンのテーマ】
話題:「ステレオカメラや人工知能(AI)を活用したシステム開発」
講師:工学域・機械工学系(メカトロニクス工学)准教授 丹沢 勉 先生
【参加費】 ※オンライン参加は無料
飲み物代 500円 (対面参加者) ←山梨大学新技術情報クラブ会員は無料
当日お支払いいただきます(キャンセルは2日前までに)。
【開催場所】
「タケダ・ストリート・ベース」 (甲府市武⽥2-9-4 YC武⽥通ビル1階)
駐車場は6台が利用できます。
【申込方法】
開催案内メールまたは下記メールあてに、「対面」または「オンライン」を明記いただきお申し込みください。
a-salon@ml.yamanashi.ac.jp
※ZOOM参加でお申し込みの場合は、招待メール(URL)を後日送らせていただきます。
アカデミックサロンに関するお問い合わせ
山梨大学 研究推進・社会連携機構 (担当 内藤 ・ 飯沼)
TEL 055 (220) 8759


