第14回アカデミックサロン(12/8)開催のご案内
◆ 第14回のアカデミックサロン (12/8) 開催についてのご案内です。 ◆
アカデミックサロンについて
今回は、山梨大学工学域土木環境工学系の武藤慎一先生に話題を提供してもらいます。先生の研究は「経済均衡モデルによる社会基盤の経済効果計測」です。
ニュース等で公共工事や政策の「経済効果は○○億円」と報道されることがあります。先生は経済効果算出の専門家であり、特に「地域間の交通網整備」を対象にした研究をされています。最近の例では、リニア中央新幹線や中部横断自動車道の開通に伴う経済効果計測などの研究があります。
では、経済効果はどのように計算されるのでしょうか?
社会基盤の整備に伴い、家計や産業に新たな需要が生じ、その需要を満たすために生産活動が拡大します。それが新たな原材料や資材など需要を生じさせ、他の産業にも次々と影響が波及します。これが経済(波及)効果であり、これを「産業連関表」というデータを基にした経済均衡モデルを用いて計算するのだそうです。
といっても、例えば、TPPの経済効果試算では経産省と農水省で大きな差があったり、かなり恣意的な面もありそうですね。
この様な話を、先生が分り易く説明してくれると思います。
是非参加していただき、研究者と直接言葉を交わして貰えればと思います。
【開催日時】
2016年12月08日(木)
第1部 技術交流会 16:00~17:30
*17:30-17:45は机・椅子の移動
第2部 お弁当食事会 17:45~19:30
【第1部 技術交流会の内容】
話題: 「山梨経済を活性化させる社会基盤の経済効果」
・山梨経済の現状と課題
・社会基盤の役割
・経済効果計測の方法
・山梨での経済効果計測事例
講師: 山梨大学 工学域土木環境工学系 准教授 武藤 慎一氏
【場所】
甲府駅北⼝「CAFE 風土」2F
http://koshuyumekouji.com/walk/009.html
【費用】
飲み物代(第1部参加者) 500円(コーヒー他)
※但し、山梨大学新技術情報クラブ会員は無料
お弁当代(第2部参加者) 1,000円
【申込方法】
お申し込みは、下記のアドレスにて受付をしております。
renkei-as@yamanashi.ac.jp
アカデミックサロンに関するお問い合わせ
山梨大学 社会連携・知財管理センター (担当 最上)
TEL 055(220)8754