第15回アカデミックサロン(2/17)開催のご案内
◆ 第15回のアカデミックサロン (2/17) 開催についてのご案内です。 ◆
アカデミックサロンについて
今回は、山梨大学工学部情報メカトロニクス工学科の小谷信司先生に話題を
提供してもらいます。先生はロボット工学の専門家で、現在は障がい者の方々を
サポートするロボット開発とモモ果実の検査システムに取り組んでいます。
日本には現在、視覚障がいのある人が30万人近くおり、そのうちの1万人は盲
導犬などの補助があれば自立した生活を送ることができると言われています。
ところが盲導犬の数は千頭ほどで、育成にも時間がかかります。こうした問題を
解決しようと、先生は視覚障がいのある人を目的地まで安全に誘導するロボット
の研究開発をしています。さらに、会話をすることが困難な人が、「視線」だけ
で意思表示ができるシステムを開発しています。
山梨県の特産物であるモモ果実を食害するモモシンクイガ被害果検査システムの研究開発を行なっています。目視による外観検査では100%の検出が出来ない台湾向け輸出モモの検疫に対応するためです。
これらを支えるのが、画像処理・画像認識の技術を基盤としたロボット工学です。ロボット工学は、人が生きる喜びを感じ自信をもって生活することを支える上でも非常に大きく貢献しているのです。どんな技術なのか興味が湧きますね。
是⾮参加していただき、研究者と直接⾔葉を交わして貰えればと思います。
【開催日時】
2017年2月17日(金)
第1部 技術交流会 16:00~17:30
*17:30-17:45は机・椅子の移動
第2部 お弁当食事会 17:45~19:30
【第1部 技術交流会の内容】
話題: 「⽣きる⼒と喜びをもたらす生活支援ロボット、農業支援ロボット」
・盲導犬ロボット
・視線検出によるコミュニケーションシステム
・X線を利⽤したモモシンクイガ被害果検出システム
講師: 山梨大学 工学部 情報メカトロニクス工学科 教授 小谷 信司氏
【場所】
甲府駅北⼝「CAFE 風土」2F
http://koshuyumekouji.com/walk/009.html
【費用】
飲み物代(第1部参加者) 500円(コーヒー他)
※但し、山梨大学新技術情報クラブ会員は無料
お弁当代(第2部参加者) 1,000円
【申込方法】
お申し込みは、下記のアドレスにて受付をしております。
renkei-as@yamanashi.ac.jp
アカデミックサロンに関するお問い合わせ
山梨大学 社会連携・知財管理センター (担当 最上)
TEL 055(220)8754